カテゴリー別アーカイブ: in JAPAN

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日本初・ロマン・チェシレヴィチの作品を一挙公開<鏡像への狂気>ギンザ・グラフィック・ギャラリー

ポーランドを代表するグラフィックデザイナー、ロマン・チェシレヴィチ(Roman Cieślewicz)。前衛的なグラフィックデザインの世界を切り開き、21世紀への引き金になった実験精神あふれる作品を一挙公開する<ロマン・チェシレヴィチ 鏡像への狂気>が5月15日(月)よりギンザ・グラフィック・ギャラリーにて開催される。 続きを読む


アンナ・オルオーヴスカ / Erotyk 2,3, 2016

<第33回写真の町東川賞>海外作家賞にアンナ・オルオーヴスカ(Anna Orłowska)が受賞!

北海道上川郡東川町にて<第33回写真の町東川賞>の受賞者が2017年5月1日に発表された。

東川町は、1985年6月1日に「写真の町」を宣言して以来、毎年夏に「東川町国際写真フェスティバル(Higashikawa International Photo Festival)」を開催。「写真」を通して、新たな文化を町に取り込み、独自の伝統を育てているユニークな取り組みを30年以上に渡って続けていることから2014年には「写真文化首都」宣言。写真文化の中心地として写真文化と世界の人々を繋いでいる。

<写真の町東川賞>は、これからの時代をつくる優れた写真作家(作品)に対してに対して賞、並びに賞金を贈呈されるもの。今年ノミネートされたのは、国内作家賞48人、新人作家賞62人、特別作家賞22人、飛彈野数右衛門賞26人、海外作家賞21人の合計179人。審査員を務めたのは、浅葉克己(アートディレクター)、上野修(写真評論家)、北野謙(写真家)、楠本亜紀(写真評論家、キュレーター)、中村征夫(写真家)、丹羽晴美(学芸員、写真論)、平野啓一郎(作家)、光田由里(美術評論家)の8人。審査会では、審査委員それぞれの意見の食い違いはあっても、議論を重ね尽くして決定していくという東川賞審査会の伝統的なスタイルで審査された。

Anna Orłowska

アンナ・オルオーヴスカ / The group portrait, 2011 from the series “Leakage”

 今年の海外部門はポーランドが対象国となり、海外作家賞ではアンナ・オルオーヴスカ(Anna Orłowska)が受賞。オルオーヴスカは、1986年ポーランド南西部のオポレ(Opole)生まれ。2011年にウッジ映画大学の写真学部修了。2013年、チェコ共和国のクリエイティブ・フォトグラフィ・インスティテュート卒業。ウッジ映画大学の修了制作「Leakage」は、2015年のアルル写真フェスティバルで展示されるなど注目を浴びている。

日常における「見えないもの」をテーマに、現実とイルージョンの境目に隠れた意味や、無意識、怖れ、ファンタジーなど探りながら作品を制作。近作の「Effortless exercise」(2016ー)では、パラフィンを写真の表面に塗り、温度の変化 によって下の画像が見えてくるといった、写真の可視性を問いかける 視覚的な探求を続けている。

本橋 成一 / 炭鉱〈ヤマ〉/鞍手、福岡 1965 年 The Coal Mine, Kurate, Fukuoka, 1965

国内作家賞は、1960年代から市井の人々の姿を写真と映像を発表し続けている本橋成一が受賞。一貫した丹念な仕事とともに、時を経てますます意義深いものとなるモノクロームの表現は「写真史上、あるいは写真表現上、未来に意味を残すことのできる作品」として評価された。

新人作家賞は野村佐紀子が受賞。『黒闇』シリーズ等のイメージを用いて、はじめてソラリゼー ションで制作した『もうひとつの黒闇』。写真集では黒い紙に黒のインクで印刷。独自の身体表現と繊細なまなざしの評価とともに、実験性に満ちた試みが新人作家賞がより適しているのではないかという判断で受賞となった。

岡田 敦 /「ユルリ島の野生馬」シリーズより(2011年-) From the series “Horses on Yururi Island” (2011-)

北海道在住または出身の作家、もしくは、北海道をテーマ・被写体とした作品を撮影した作家が対象となる特別作家賞には札幌市出身の岡田敦が受賞 。2011年より根室の無人島・ユルリ島の野生馬の撮影を続けている。

小関 与四郎 / 背中一面に竜の彫り物をした迫力あるフナガタ『九十九里浜』より1963年頃

「長年にわたり地域の人・自然・文化などを撮り続け、地域に対する貢献が認められる者」を対象とする飛彈野数右衛門賞は、小関与四郎が受賞。1967年に千葉県横芝町で写真店を開きながら写真を撮り続け、九十九里浜のオッペシと呼ばれる漁婦、フナガタと呼ばれる漁夫の過酷な労働をとらえた『九十九里浜』、『成田国際空港』、『国鉄・蒸気機関区の記録』、『クジラ解体』など、生まれ育った郷土と、そこで働き暮らす人々を撮り続けている。

 <第33回東川町国際写真フェスティバル>は、7月25日から8月30日まで約1ヶ月開催。会期中は受賞作家作品展の会場となる東川町文化ギャラリーを中心に写真展やシンポジウム、写真ワークショップ等の幅広いプログラムが用意されている。

第33回東川町国際写真フェスティバル
開催期間:2017年7月25日(火)ー8月30日(日)
メイン会期:2017年7月25日(火)ー7月30日(日)
会場:写真文化首都 北海道「写真の町」東川町
メイン会場所在地:北海道上川郡東川町東町1丁目19番8号 東川町文化ギャラリー 

 


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