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名作から新作まで。今年も注目作が勢ぞろい「ポーランド映画祭2017」開催!

6年目を迎えるポーランド映画祭。今年は開催場所が東京都写真美術館ホールになり、巨匠たちの傑作から若手作家の最新作まで映画祭史上最大の作品数となり魅力的なラインナップが揃っています。

top photo :『アート・オブ・ラビング』©TVNSA,Orange Polska SA,Next Film,Plast Service Pack

ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督が亡くなってから1年。追悼の意を込めて遺作を含む3作品、『コルチャック先生』『カティンの森』『残像』が上映されます。また、“ポーランド派”の中でも異色の存在として知られるカヴァレロヴィッチ監督の没後10年追悼記念として『夜行列車』を含む4作品がデジタル・リマスター版で上映されます。

『夜行列車』イエジー・カヴァレロヴィッチ監督没後10年を記念してデジタル・リマスター版で上映される。

『夜行列車』イエジー・カヴァレロヴィッチ監督没後10年を記念してデジタル・リマスター版で上映される。

 ボグダン・ジヴォルスキの傑作ドキュメンタリー


これまで日本では紹介されていなかったドキュメンタリー作家ボグダン・ジヴォルスキの短編ドキュメンタリーがはじめて紹介されます。ニュース映画の撮影技師からキャリアをスタートし、スポーツ競技等のドキュメンタリーを監督し世界的な評価を得たジヴォルスキは劇映画の撮影監督としても成功をおさめました。12月2日16:00と、12月12日19:00の回にて彼の代表作5つの短編が5作品同時上映されます。

画家ベクシンスキー特集

昨年見逃した方にぜひ見てもらいたいのが、カルト的人気を誇る画家ベクシンスキー(1929ー2005)の実話を基に描かれた衝撃作『最後の家族』(ヤン・P・マトゥシンスキ監督/2016)。また、ベクシンスキーと息子トメックの複雑な関係を描いたドキュメンタリー『ベクシンスキー家の人々・映像と音声のアルバム』(マルチン・ボルハルト監督/2017)が日本初公開。ベクシンスキー家所蔵の未公開音声・映像・画像によって詳細に再現されています。

ポーランド映画の最前線

ポーランド本国で話題をよんだ最新作のなかから、日本未公開作品を紹介する《ポーリッシュ・シネマ・ナウ!》。31歳新鋭監督の衝撃作『 プレイグラウンド』(バルトシュ・M・コヴァルスキ監督/2016)では、10代の主人公たちが過ごす一日を通して暴力のメカニズムと悪の根源を問いかけます。

『アート・オブ・ラビング』(マリア・サドフスカ監督/2017)では、70年代の社会主義政権下のポーランドで700万部のベストセラーを記録した大人の性教育書、著者のミハリナが厳しい検閲と闘いながら出版するまでの長い闘いの物語を描いています。

ほか「アウシュヴィッツの聖者」と呼ばれたカトリック司祭マクシミリアン・コルベの数奇な運命を、記録映像と再現映像を組み合わせた ドキュ=フィクションの手法で映画化した『二つの冠』(ミハウ・コンドラト監督/2017)など見逃せない作品群が揃っています。

また、11月はポーランド文化を身近に感じられるフェアが都内各所で開催。音楽イベントやブックフェア等ぜひこの時期をお見逃しなく!(イベント詳細は映画祭ウェブサイト内<チラシPDFダウンロード>をご覧ください)

:ポーランド映画祭2017
監修/イエジー・スコリモフスキ監督
2017年11月25日(土)から12月15日(金)までの3週間限定
東京都写真美術館ホールにて開催!
(11月27日、12月4日、12月11日は休館のため上映なし。12月3日は休映)
www.polandfilmfes.com