書き文字を持たないジプシー社会に生まれ、詩を書くことですべてを失ったパプーシャ。ポーランドで知られるジプシーとして初の女性詩人の波乱の生涯を描いた『パプーシャの黒い瞳』が描く、激動の時代の中で翻弄され、失われていったジプシー文化とは?
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ポーランド映画の過去・現在・未来。「ポーランド映画祭2014」開催!
アンジェイ・ワイダや、ロマン・ポランスキー、クシシュトフ・キェシロフスキなど、映画界において独特の才能を生み出してきたポーランド。そんな「ポーランド映画」の傑作や隠れた名作を紹介してきた「ポーランド映画祭」が、今年も開催される。
『イーダ』:ポーランドの歴史に翻弄された少女が、自分を取り戻すまで
ワルシャワのフリーマーケットには、第二次世界大戦当時の軍放出品が多く見られる。マニア垂涎の軍服やらブーツやら階級章やら拳銃やらは、ほぼすべてがナチスドイツかスターリン時代のロシアのもの。犬猿の仲だった両軍が同じ台の上に並ぶ様は笑いを誘うが、同時にこの国が両軍に占領された場所であることも思い起こさせる。
イベントレポート:ポーランドについて私たちが知っている10の事柄
モニカ・フレベック(Monika Chlebek)の個展が開催中
ポーランドの作家、Monika Chlebek(モニカ・フレベック)の日本における初めての個展が、5月12日(土)〜5月24日(土)まで東京日本橋のギャラリー「YUKI-SIS」で行われている。 続きを読む
A・ワイダ最新作『ワレサ 連帯の男』
ポーランドの映画監督、アンジェイ・ワイダの新作『ワレサ 連帯の男』が日本全国で公開中だ。ソ連による共産主義支配の下、労働組合「連帯」を率いてポーランドの民主化を実現したレフ・ワレサ。一介の電気技師だった彼が、いかにして反体制の旗を掲げ、民衆の心を掴んでいったのか。彼の激動の半生を、家族との日々を通じて描く。