スニーカーで映画館へ行こう! ”Kino w trampkach”開催中

子どもとティーンに向けたフィルムフェスティバル”Kino w trampkach(Cinema in Sneakers)”がワルシャワの映画館Kino IluzjonKino Prahaにて9月28日まで開催中。今年で2回目を迎え、3歳から18歳までの子どもからティーンエイジャーに見てもらいたい映画が勢揃いする。映画は独自の視点で集められ、基準となる年齢を作品ごとに設けられている。3歳以上の子ども向けとなる3+部門には、フランス、ポーランド、スロヴァニア、エストニア、リトアニア等欧州各国から集められた短編アニメーションがセレクトされていたり、クラシック映画では、懐かしい「E.T」や「ネバーエンディングストーリー」などの過去の作品を観ることができたり、また最新の11作品もプレミア上映される。

とにかく豊富なラインナップで、初日の映画鑑賞の後には子どもたちと一緒に来日した監督とともにトークセッション等も行われた。子どもたちにとって、同世代が登場する異国の映画によって全く違う文化に触れることができる機会でもある。

そもそも、この映画祭を立ち上げたディレクターのアグネシカとアンナも子どもをもつ母親で、子どもに上質な映画を見せたいという思いからこのプロジェクトが始動。ちなみにフェスティバルのタイトルにあるポーランド語のtrampkachは「スニーカー」を意味している。スニーカーは旅や放浪の象徴と考えて、映画館に足を運ぶことでの新しい知識への冒険を子どもたちに与えることを目的としている。

Kino w trampkach www.kinowtrampkach.pl